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交通事故被害相談@池袋

ムチウチにおける通院の重要性

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むちうちの通院

  • 文責:所長 弁護士 田中浩登
  • 最終更新日:2022年12月15日

1 むちうちとは

むちうちとは、追突などの衝撃で首が鞭を打つ時のようにしなり、主に頸部の椎間関節や靱帯が損傷する症状のことで、首や肩、腕の痛み、頭痛のほか、めまいやふらつき、耳鳴りと言った症状が出ることもあります。

むちうちは、交通事故に遭ったときに最も多いとされる症状です。

2 むちうちは自宅安静ではなく病院で受診を

交通事故によるけがなどで体が痛いと、病院に定期的に通院すること自体が苦痛になることも多く、「家で湿布を貼って安静にしていよう」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

ところが、単なる打ち身だと思っていたら実は骨折していたなど、自己判断で病院に行かなかった場合、重大なけがを見落としてしまう可能性があります。

また、病院へ通院していないと、大したけがではなかった、そもそもけがをしていなかったなどと勘違いされて、治療費や慰謝料を支払ってもらえなくなる可能性があります。

そのため、痛みがあるのであれば、とりあえず病院を受診して検査や治療を受けることが大切です。

3 むちうちで病院を選ぶ際の選び方

むちうちは、ある程度炎症が治まってきたら、安静にしているよりもリハビリなどをしっかりするほうが、早く痛みがなくなる場合もありますので、通院する病院を選ぶ際は、リハビリがしっかりできる病院を選ぶとよいでしょう。

また、医師やスタッフとどうしてもそりが合わないという場合は、通院自体がストレスとなってしまいますので、いくら評判がよい設備が整った病院でもお勧めはしません。

事故直後に行った病院が、あまり設備が整っていなかったり、そりが合わなかったりした場合は、保険会社担当者に転院することを告げて早めに別の病院へ行きましょう。

転院の際は、病院にも転院する旨を伝えておく方がよいですが、「先生とそりが合わないので転院したい」などと言うと気まずくなったり、中には怒り出してしまったりする医師もいるかもしれません。

理由を正直に言う必要はありませんので、例えば「職場の近くのほうが通いやすいので、転院したい」などと言うと気まずくならないかと思います。