交通事故の示談交渉

交通事故にあって怪我をした場合、治療費、通院交通費、休業損害、慰謝料等の損害を被ったものについての補償を求めることができます。

この補償は、裁判を起こして裁判所に認定してもらった賠償金額を支払ってもらう方法もありますが、裁判を起こすとなると費用もたくさんかかりますし、時間も数年単位でかかることも少なくありません。

示談交渉は、裁判を提起せず、当事者（及びその保険会社）同士の話し合いで賠償金額を決めて、被害者が補償を得るというものになります。

示談交渉では、裁判を起こすよりも早期に支払いを受けることができます。

示談交渉において気を付け付けなければならない点として、まず、警察や保険会社に連絡をしないで、当事者同士のみで示談をしてしまうことは絶対避けるべきということです。

事故の現場で、加害者から「●円払うから警察には連絡せずに解決ということにしてください」と提案されても絶対に応じてはいけません。

加害者が払うお金では全く補償として十分でないということが多く、その時点で警察や保険会社にしっかり連絡をしておかないと、後で大きな障害が出てきたときに支払いを受けられなくなる可能性があります。

また、治療終了後任意保険会社から示談交渉を持ち掛けられた時も注意が必要です。

加害者当事者からの提案とは異なり、きちんとした計算根拠に基づいて賠償金額の提案をしてくることが多いですが、一方で被害者にとっては最低限の補償金額の提案しかしてこない件がほとんどです。

適切な賠償金額が提案されているかを、弁護士に見せて確認させた方が損をしてしまうことがなくなります。

交通事故の示談交渉でお悩みの方は弁護士法人心 池袋法律事務所までご相談ください。

当法人では、交通事故に精通した弁護士が、交通事故の賠償金額として妥当であるかをご相談に乗ることができますし、被害者の方に代わり相手方保険会社と示談交渉をさせていただくことができます。