死亡事故で弁護士をお探しの方へ
- 最終更新日：2022年10月18日
１ 死亡事故の被害者家族が行うべきこと
交通事故で家族を失ったご家族の方は、お亡くなりになられた方のお葬式等非常に辛くまた中で多忙な中で、交通事故に関して様々な対応が求められることになります。
大きく分けると、①警察対応等刑事事件に関する対応と②保険会社対応等民事事件に関する対応です。
①警察対応等刑事事件に関する対応については、被害者のご家族は、警察の捜査の関係で何度も故人について知っていることを話すべき機会があります。
また、刑事事件に被害者参加するなどして、ご家族の無念について話をする機会もあります。
②保険会社対応等民事事件に関する対応については、ご家族が亡くなられたことに対する賠償を求めるために、保険会社に対して、戸籍謄本をはじめとした相続関係を証明するのに必要な書類の提出をする必要があります。
それに加えて、亡くなられたご家族の年収や現在の生活状況に関する証拠など、損害額を証明するための資料を集め提出しなければなりません。
どちらの対応も、被害者家族にとっては非常に重い負担となります。
２ 死亡事故で弁護士に依頼をする意味
死亡事故で弁護士に依頼をする意味は、大きく分けて２つあります。
１つめは、上記様々な対応にかかる手続きについて、弁護士を代理人として利用することができるという点です。
例えば、戸籍謄本等相続関係を証明する書類を集める手続きをするだけでも、様々な役所を回ったりしなければならず、不足があれば再度手続きをしなければならない等非常に手間がかかります。
弁護士をご依頼いただいた場合には、その手続きを代わりに弁護士の方で行うことができます。
２つめは、適切な賠償金額を請求することができる点です。
弁護士が介入しない場合でも、相手方の保険会社は賠償の提案をしてきますが、残念ながら最低限の補償のみの提案であることがほとんどです。
弁護士をご依頼いただくことによって、故人の無念やご家族の悲しみを踏まえ、適切な賠償金額を払ってもらえるよう交渉することができます。
３ 死亡事故で弁護士をお探しの方は
死亡事故で弁護士をお探しの方は弁護士法人心 池袋事務所までご相談ください。
死亡事故等交通事故を多数取り扱っている弁護士が、ご家族の気持ちに沿って最善のサポートをさせていただきます。
死亡事故での損害賠償額の算定について
- 最終更新日：2024年7月12日
１ 死亡事故における損害賠償項目
交通事故で被害者の方が亡くなられてしまった場合、相手方に対して損害賠償請求を行うことができます。
被害者の方が亡くなられてしまったことについては、金銭的な補償を求めるしかできないところではありますが、そうであるからこそ、残された家族のためにも金銭的な賠償はしっかりと求めていく必要があります。
交通事故の被害者が亡くなられた場合には、大きな損害賠償項目として「死亡慰謝料」と「死亡逸失利益」があります。
ここではこの２点について説明します。
２ 死亡慰謝料
死亡慰謝料とは、交通事故で被害者が死亡してしまったことに対する精神的苦痛に対する補償です。
亡くなられた方が、一家の支柱であったのかそれ以外であったのか等により賠償金額は変わりますが、おおむね２０００万円から２８００万円が死亡慰謝料として支払われることが多いです。
また、これに加えて、亡くなられた被害者の近親者は、個々の精神的苦痛に対する慰謝料として、数十万円～３００万円程度の近親者慰謝料を請求することができます。
３ 死亡逸失利益
死亡逸失利益とは、交通事故の被害者が亡くなられてしまったことによって、将来得られるはずであった収入が失われてしまうことについての損害の補償のことをいいます。
専門的な内容となりますが、賠償金額の計算方法としては、
基礎収入×（１―生活費控除率）×就労可能年数に対応するライプニッツ係数
の式で計算がされます。
特に働き盛りの方が亡くなられてしまった場合には、高額の賠償になることがありますが、非常に専門的な内容であるため一般個人で計算することや金額の妥当性を確認することが難しいので、この点については専門家に相談する方が安全な項目になります。
４ 交通事故でご家族を亡くした方へ
交通事故でご家族を亡くされた方は、非常に辛い思いをされている中で保険会社と賠償金額の交渉をしなければいけないという立場に立たされてしまいます。
弁護士にご相談をいただきましたら、弁護士の方でご家族のお話を聞かせていただき、相手方に対して適切な補償を求めていくことができます。
弁護士法人心では、死亡事故を含む多くの交通事故案件を取り扱う交通事故事件の経験豊富な弁護士がご家族のお手伝いをさせていただいております。
交通事故でご家族を亡くされたしまった方は、弁護士法人心 池袋法律事務所まで遠慮せずにご相談ください。
